13年間こどもを見てきて思うこと
私の学習教室に通っていた元生徒で念願の夢だった税理士になった生徒がいる。
彼は合格したら報告しますと学生の頃から言っており、その約束を果たしに先日報告に来てくれた。
高校生の時にはすでに『税理士になりたい』という意思を持っており、それを口にして、それを実現したカタチだ。
この生徒の学年は同じように高校生の時に『パイロットになりたい』『スチュワーデスになりたい』と言っていた生徒がおり、その2人も夢を実現している。
これは私が活動している◯◯部の活動もそうだが、なによりもまず先に必要なのは『宣言する』ということ。
コミットメントというか、本気である証拠の拠り所となるもの。退路を断つもの。アンテナを立てるもの。
これはとても大事だ。
そして人に話し、宣言することで2つのアクションが起きる。
a『君ならできるよ!』と共感を得る
b『お前なんかには無理だ!』と批判される
aの環境に身を置く事、bの環境を極力避ける事が必要だと考える。
最近はbで騒ぐ人間が多い事が残念だなぁと思っている。Twitterなどの匿名による負の側面がクローズアップされてる。
自分が思うように生きているほど、風当たりが強い。
これに対抗するためには、aの環境を作ってあげる事が当たり前なコミュニティを作り、『共感を得る』手助けをしてあげる事が当たり前の雰囲気をつくる事なのではないかなと思う。
実現した生徒にも、とても仲の良い仲間がいた事に着目している。
そこまでの土台を作っておけば自ずとパフォーマンスは上がり、目的に没頭できる。
そして主体的な学びを実践していく。
主体的に自己実現できる人間を増やすためにはそういう世界を作っていければよいのではないかと考える。
この13年間、こどもから沢山のことを学ばせていただいている。
あの時こんな感じだった子供が、将来こんな感じになっていった、なんて事を検証できる楽しみ。
これからもらたくさんの人間に触れていきたいと改めて思いました。
1宣言する
2共感を得る
3実行する
自分のやりたい事を部活にかこつけて宣言してみましょう。
みなさんもはじめてみませんか?